2023年3月26日
☑活動休止状態から三年、サイトリニューアルに至るまでの背景
▶コロナの影響と自身の音楽を天秤にかけた日
2020年4月、全国ツアーが決まった最中に突如として訪れたコロナ禍。
ライブ観戦に来て下さる方々が抱えるリスクと、自身が伝えられるものを天秤にかけた事がきっかけとなり
活動を休止を決めました。(公に謳ったわけでは無いですが…)
私のライブスタイルは自身の持ち物、つまり心に宿っている想いや知識を楽曲に詰め込みパフォーマンスとして成り立たせる事を目的としたものですが、このご時世の中でそれでもライブに足を運びたいと考えてもらうには何が必要なのか必死に考えていました。
▶父親から学ぶこと、周りから学ぶこと
活動休止をきっかけに小学生の頃から離れて暮らしていた父親の元で働かせてもらう事になりました。
脱コロナに向けいずれ退社はするだろうという理由で、それならうちはどうかと誘ってくれたことが始まりです。
身動きが取りやすい環境は私にとってメリットだらけ感謝の気持ちでいっぱいでしたが、一番重要な目的は父親をより深く知り、自分自身をより理解する事でした。父親にあって自分にもある事は遺伝や教えからだろう、でも父親に無くて自分にあるものは周りの方々から私が教わり学んだことだろうと。それらを知ることで所謂「自身の持ち物」というものを把握し、ライブに足を運んでもらう為に必要な持ち物を得る為の次のステップに気づけるだろうと考えました。
▶活動再開のきっかけ
コロナが三年目に突入し、私は父親の元を離れ隣町の印刷会社に転職をした頃でした。知り合いから「バックパッカーをしていた頃のお話をして一曲歌ってくれませんか」とオファーを頂きしばらく渋っていたライブを行う事にしました。社会人として知り、学び、苦しみ、喜ぶ。そんな環境に身を置いた自分もまた三年目。「なぜ今印刷会社に就職したのか」というテーマで登壇し、社会人としての自分も織り交ぜたこれまでには無かった繋がりが始まったとて意味のある夜になりこれが活動再開のきっかけとなりました。父親から学んだ全てを持ち社会で生きて行ける人になる。その中で必死に生活に食らいつき、楽曲を作り発信を続ける。そんな目標が自身の持ち物になったと確信を持てたのもこの日の登壇のお陰だと思います。
▶当記事の出口→サイトリニューアル
徐々にライブ活動を再開していく中で、ずっと放置されていたサイトの存在を考えていました。現職ではサイトの制作やリニューアルに関わるので、その度に「なぜサイトが必要なのか」を考える機会が多くあります。例えば、会社情報の掲載、事例の紹介、リクルートなど色んな重要性がある中で私にとっては何のためにサイトがあるのあだろう、更新しなくなって何が変わったのだろうと必死に考えた結果、やはりミュージシャンであるという気持ちの証明の様なものでは無いだろうかという結論に辿り着きました。これまで何となくでやって来ていたサイトも意味のある意義のあるものに変えなければ、存在するだけで「更新されていないミュージシャンを辞めてしまったと思わせるもの」になってしまう。これらを解消しミュージシャンとしての人生を生き続けている証拠として今回サイトのリニューアルを行いました。
【まとめ】
☐コロナがきっかけで活動休止
☐父親の元で働き自身を見つめる
☐印刷会社への転職とライブ再開
☐ミュージシャンとしての意思を形にする為のサイトリニューアル
#ライブ #コロナ #サイト #リニューアル